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エコキュートにすると水圧が弱くなる?理由と解決策をご紹介

「給湯器をエコキュートに変えたらシャワーの水圧が弱くなったように感じる」

「エコキュートの購入を検討しているが、シャワーの勢いが弱くなると聞いて迷っている」

 

水道直圧式の給湯器から貯湯式のエコキュートに切り替えた場合、お湯の勢いがゆるやかになったと感じる方が多いのではないでしょうか。

 

実はエコキュートの構造や給湯の仕組みにより、瞬間加熱型の給湯器と比べると給湯の勢いが落ちてしまうのは事実です。

 

とはいえ必ずしも生活に不便を感じるわけではありませんし、いくつかの工夫をすることで水圧を高めることもできます。

 

この記事ではエコキュートに切り替えた際にお湯の勢いが弱くなってしまう理由や、給湯圧力を高くするための具体的な対応策についてご紹介します。

 

 

エコキュートにすると水圧が弱くなる理由と生活への影響度

 

ガス給湯器からエコキュートに切り替えると、給湯時の水圧が弱くなってしまうのは、ある意味仕方のないことです。

 

ではなぜ給湯器を変えただけで温水の水圧が変わってしまうのでしょうか。

 

ここからはエコキュートに切り替えた際に水圧が弱くなってしまう理由について、給湯の仕組み・水道直圧式との違い・シャワーの勢いについての感じ方の3点から解説します。

 

 

給湯の仕組み

 

エコキュートはタンクにお湯を貯めておく仕組みの給湯器なので、水道直圧式の給湯器(ガス給湯器など)と比べると水圧は確実に弱くなります。

 

貯湯タンクの耐圧性には限りがあり、お湯を貯める時に水の圧力が高いままだと故障の原因になりかねないのでわざと減圧しているのです。

 

ちなみにエコキュートの給湯温度が入浴に適した設定(40~43℃程度)の場合、シャワーに水道水を混ぜて温度を調性する必要がないため、減圧したままの水圧でお湯が出てきます。

 

 

直圧式と貯湯式の水圧の違い

 

前述のとおり、エコキュートの貯湯タンクが耐えられる水圧には限界があり、故障を防ぐために減圧するため給湯時の水圧は低くなりがちです。

 

瞬間的にお湯を沸かす水道直圧式(ガス給湯器など)の水圧は約500kPaですが、給湯式(エコキュート)は約180kPaと言われています。

 

数字的に見ると、エコキュートの水圧は水道水の約3分の1程度と解釈することができます。

 

とはいえエコキュートの水圧については昔から話題に上がっており、各メーカーも改良を続けているので、今後は貯湯式であっても水の勢いが落ちづらくなるでしょう。

 

 

水圧低下が必ずしも不便につながるわけではない

 

給湯器を水道直圧式から貯湯式(エコキュート)にすると水圧は比較的弱くなりますが、必ずしも生活に支障をきたすわけではありません。

 

実際には「勢いは弱くなったが入浴に不便を感じるほどではない」という意見が多いのも事実です。

 

とくにシャワーの圧力が高く肌への刺激を感じている方であれば、エコキュートに切り替えることでちょうど良い水圧になることもあるでしょう。

 

「どうしても高圧のシャワーを浴びたい」という方であれば別ですが、シャワーの水圧にこだわりが無ければ不便は感じにくくなります。

 

 

エコキュートによる水圧低下を解決する方法

 

ここまでで貯湯式給湯器であるエコキュートは、水道直圧式のガス給湯器などと比べると水圧が弱くなってしまうことをお伝えしました。

 

給湯圧力が低くなったことに不便を感じるかどうかは人によって異なりますが、強めの水圧が好みという方も一定数いらっしゃるはずです。

 

そこでエコキュート設置によってお湯の勢いが下がってしまったときの対処法を3つご紹介します。

 

  • 高圧給湯機能付きの機種を選ぶ
  • 節水タイプのシャワーヘッドをつける
  • 設定温度を高くする

 

ここからは上記3つの対応策についての詳細をまとめているので、エコキュートの水圧低下が心配な方は最後までチェックしてみてください。

 

 

高圧給湯機能付きの機種を選ぶ

メーカー

高圧給湯の機能名

水圧目安

パナソニック

  • パワフル高圧

約280kPa

三菱電機

  • ハイパワー給湯

約290kPa

日立

  • ナイアガラ出湯(水道直圧給湯)
  • ナイアガラ タフネス(水道直圧給湯)

約500kPa

東芝

  • パワフル給湯

約300kPa

ダイキン

  • パワフル高圧

約320kPa

コロナ

  • 高圧力パワフル給湯

約290kPa

※2021年10月時点

エコキュートの各メーカーは、標準仕様の機種のほかに高圧給湯仕様の機種もラインナップしています。

 

最新の標準仕様エコキュートの水圧は約200kPaと言われていますが、高圧給湯仕様の機種では300kPa前後となっており、その圧力差は約1.5倍です。

 

高圧給湯の機種は比較的高い水圧が期待できるので、2階にお風呂があるご家庭に設置されるケースが多い傾向があります。

 

ちなみに主要メーカーの1つである日立からは水道直圧給湯の『ナイアガラシリーズ』も販売されており、水道の圧力(約500kPa)を下げることなく給湯可能です。

 

 

低水圧用のシャワーヘッドを取り付ける

 

お風呂のシャワーの勢いが弱いと感じる場合には、シャワーヘッドを低水圧用のものに変えることを検討してみてください。

 

低水圧用のシャワーヘッドはお湯が出る穴の数を少なく(もしくは小さく)したり、ヘッド部分を小さくしたりすることで、少ない水量でも勢いを強くすることができます。

 

ただし水圧を強くするかわりに、シャワーのお湯が拡散しない(狭い範囲かつ直線的な水流になる)点は念頭に入れておきましょう。

 

とはいえエコキュートを買い替える必要もなく、手ごろな価格で強さを調整できるのが低水圧用シャワーヘッドの利点です。

 

エコキュートの給湯温度設定を高めにする

 

エコキュートの貯湯タンクの設定湯温を高くしておくと、給水時に水道水を混ぜて適切な温度に下げるため、水道の圧力が加わり水圧が高くなります。

 

一般的にエコキュートの貯湯温度は40~43℃程度に設定しておき、温水を使用する際はタンクに貯めてあるお湯をそのまま使うケースが多いため、貯湯時に減圧された状態のままお湯が出てくる仕組みです。

 

そのためあえてエコキュートの設定温度を高く(50~60℃など)しておいて、シャワーを使う際に水道水を混ぜて適温にすることで、水道の圧力(約500kPa)が加わります。

 

ただし給湯温度を高く設定していると、お湯の水栓だけを開けた時に高温のお湯が出てくるため、小さいお子さんがいらっしゃるご家庭には適さない方法です。

 

 

まとめ

 

この記事では給湯器をエコキュートに切り替えることで水圧が弱くなる理由や、水圧を高くするための具体的な対応策についてご紹介しました。

 

エコキュートは水道水を瞬間的に温めて給湯するガス給湯器などとは異なり、お湯をタンクに貯める過程で水圧を低く抑える仕組みになっています。

 

そのため貯湯タンク内のお湯をそのまま使うと、減圧されて勢いが弱まった状態(水道水の約3分の1程度の水圧)のお湯が給湯されるのです。

 

全ての人が不便を感じるほどの水圧ではありませんが、強めの水圧が好みの方は違和感を感じるかもしれません。

 

水圧の弱さが気になるときは、以下のような工夫をすることで改善が期待できます。

  • 高圧給湯機能付きのエコキュートを選ぶ
  • 低水圧用のシャワーヘッドに変える
  • 設定温度を上げて水道水を混ぜて使用する

 

とくにこれからエコキュートを購入する予定の方は、はじめから高圧給湯ができるタイプの機種を選ぶことで水圧の問題は気にならなくなる可能性が高いです。

 

ちなみに日立のナイアガラシリーズの場合は、水道直圧式(貯湯タンクで減圧されない)機種がラインナップされているので、水圧にこだわりたい方はぜひチェックしてみてください。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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