エコキュートを導入するとどんなメリットがある?デメリットも合わせてご紹介
再生可能エネルギーを活用するため環境に優しいなどの面から注目を集めているエコキュート。
近年電気給湯器やガス給湯器から、エコキュートへ交換しているご家庭も多いです。
この記事を読んでいる方の中には「エコキュートに興味はあるけど、実際どんなメリットがあるかわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような方のために、当記事ではエコキュートのメリットをご紹介するのはもちろん、デメリットも合わせてご紹介します。
現在エコキュートの購入を検討されている方の参考になる内容になっておりますので、ぜひ最後までお読みください。
エコキュートの3つのメリットとは?
それでは早速、エコキュートの3つのメリットをご紹介します。
光熱費が安くなる
まず最初にご紹介するメリットは「光熱費が安くなる」です。
エコキュートは大気の熱をヒートポンプで圧縮し、少ない電力でお湯を作ることができます。
そのため加熱に使用する電力が少なくて済み、また電気料金が安い夜間にお湯を作るため、光熱費を安く抑えることができるのです。
一般的にガス給湯器を使用した場合は、家族2人で年間約55,000円ほどの光熱費がかかるとされています。
一方、エコキュートは同じ条件で年間約22,000円と、約33,000円もお得になるととされています。
環境に優しい
次にご紹介するメリットは「環境に優しい」です。
エコキュートに使用されているヒートポンプ技術は再生可能エネルギーであるため、従来の給湯器よりも環境への負担を減らすことができます。
ガスや石油を燃やさず大気の熱を利用してお湯を作るため、二酸化炭素の排出量を抑えることができるのです。
再生可能エネルギーを使用することは環境に優しいだけでなく、エネルギー自給率の向上にも貢献するため、エコキュートは今後ますます普及していくことが予想されます。
災害時にもお湯が使える
最後にご紹介するメリットは「災害時にもお湯が使える」です。
台風や地震などの災害によって停電した際にも、貯湯タンクにたまっているお湯を使用することができます。
貯湯タンクに付いている非常用の取水栓がついており、タンクの中のお湯を生活用水として使用できるのでのです。
エコキュートの3つのデメリットとは?
上記にてエコキュートの3つのメリットをご紹介しました。
いずれも従来の給湯器には見られないものであり、特に光熱費を抑えることができる点はエコキュートの最大のメリットと言えます。
ではデメリットとしてはどのようなものがあるのでしょうか?以下にて、エコキュートの3つのデメリットをご紹介します。
お湯切れが起こる
まず最初にご紹介するデメリットは「お湯切れが起こる」です。
もし貯湯タンクに溜まっているお湯が無くなってしまうと、水しか出なくなってしまい、また次にお湯を作るまでに時間がかかってしまいます。
このような事態にならないように、家族人数などをしっかりと検討した上で適切なサイズのエコキュートを選ぶようにしましょう。
初期費用がかかる
次にご紹介するデメリットは「初期費用がかかる」です。
上記の通り、光熱費は電気給湯器やガス給湯器などと比較して安くなるエコキュートですが、本体価格は従来の給湯器よりも高額であるため、初期費用がかかります。
もしエコキュートを導入する際の初期費用をできるだけ安く抑えたいということであれば、リースを利用するといった解決策があります。
室外機から騒音が出る
最後にご紹介するデメリットは「室外機から騒音が出る」です。
エコキュートはヒートポンプ技術を利用し、夜間にお湯を作るためどうしても室外機から騒音が発生します。
そのため近隣の方の寝室の近くには置かないなどの配慮を行った上で、エコキュートを設置する必要となります。
しかし、室外機から出る音は40dB程度と静かな図書館程度であるため、それほど気にならないという方も多いと思います。
まとめ
以上、エコキュートのメリットやデメリットをご紹介いたしました。
光熱費が抑えられるということはご存知の方も多かったと思いますが、そのほかにも「環境に優しい」「災害時にもお湯が使える」といったメリットもあります。
一方で、「お湯切れ」「初期費用がかかる」なおのデメリットもあるので、現在エコキュートの導入を検討されている方は、ぜひ今回ご紹介した内容を元に検討されてみてください。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。