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【解決】エコキュートのリモコンが消えた!「電池交換」は必要?焦らず試すべき復旧手順

「お風呂に入ろうと思ったら、エコキュートのリモコンが真っ暗!」 「もしかして電池切れ?でも、電池を入れる場所(カバー)が見当たらない……!」

突然エコキュートのリモコンが動かなくなると、本当に焦りますよね。「今日はお風呂に入れないのでは?」「修理に何万円もかかるの?」と不安でいっぱいになっていることでしょう。

今すぐお伝えしたい一番大切な結論から言います。

壁に固定されている一般的なエコキュートのリモコンには、乾電池は入っていません。したがって、あなたが今するべきことは「電池交換」ではありません。

この記事では、リモコンが真っ暗になって焦っている方に向けて、「なぜ電池がないのに画面が消えたのか」「今すぐ自分でできるリセット(復旧)手順」、そして「本当に電池が関係している例外的なケース」について、専門用語を使わずにとにかくわかりやすく解説します。

まずは深呼吸をして、この記事を上から順番に読みながら対処してみてください。多くの場合、簡単な操作であっさり直ることもありますよ!

1. 結論:壁についているエコキュートのリモコンに「電池」は入っていません!

テレビやエアコンのリモコンが動かなくなったら、真っ先に「電池切れかな?」と疑いますよね。だからこそ、エコキュートのリモコンが消えた時も、多くの方が電池を探そうとします。

しかし、お風呂場やキッチンの壁にしっかりと固定されているエコキュートのリモコンには、単3電池や単4電池などは一切使われていません。

なぜ電池がないのに動いているの?

エコキュートのリモコンは、屋外にある「エコキュート本体(タンクやヒートポンプ)」と壁の中の配線(ケーブル)で直接つながっています。

リモコンを動かすための電気は、その配線を通ってエコキュート本体から送られてきているのです。有線でつながっている電話機や、コンセントに挿している家電と同じ仕組みですね。そのため、そもそも電池で動かす必要がないのです。

「電池切れ」ではないなら、なぜ画面が真っ暗に?

電池切れではないのに画面が消えてボタンも反応しない場合、考えられる原因は以下の3つです。

  1. ただの「節電モード(スリープ)」になっているだけ
  2. システムの一時的なエラー(バグ・フリーズ)
  3. リモコン本体、配線、またはエコキュート本体の「本当の故障」

まずは一番簡単な「1」と「2」を疑い、自分でできる対処法を試していきましょう。

2. 焦らないで!リモコンが消えた時にすぐ試すべき3つの復旧手順

業者に電話をして来てもらうと、それだけで出張費がかかってしまうことがあります。お金をかける前に、まずは以下の3つのステップを順番に試してください。

① まずは「画面をタッチ」または「決定ボタン」を押してみる

最新のエコキュートの中には、一定時間操作をしないと画面が自動で消灯する「節電モード(セーブモード)」が搭載されている機種があります。スマホの画面がしばらくすると暗くなるのと同じです。 焦っていると見落としがちですが、画面のどこかをタッチするか、「決定」「メニュー」などのボタンを一度ポンと押してみてください。パッと明るくなれば、まったく問題ありません。

② 台所とお風呂、両方のリモコンを確認する

エコキュートのリモコンは、大抵「台所」と「お風呂」の2箇所にあります。両方見てみてください。

  • 片方だけ真っ暗な場合: 真っ暗になっている方のリモコン自体の故障、あるいはそこにつながる配線の断線の可能性が高いです。
  • 両方とも真っ暗な場合: リモコンに電気を送っている大元の「エコキュート本体」でエラーが起きている、または家のブレーカーが落ちている可能性が高いです。

③ 【一番重要】エコキュートのブレーカーを「リセット」する

パソコンやスマホがおかしくなった時、再起動すると直ることがありますよね。エコキュートも中身は精密なコンピューターなので、電源を入れ直す(リセットする)ことで一時的なエラーが直り、リモコンが復活することが非常に多いのです。

【リセットのやり方】

  1. 家のブレーカーボックス(分電盤)を開け、「エコキュート」「温水器」「200V」などと書かれた専用のスイッチを探します。※屋外のタンクの横に小さなブレーカーボックスがある家もあります。
  2. そのスイッチを「切(OFF)」に下げます。
  3. ここがポイント!そのまま「1〜2分ほど」待ちます。(完全に電気を抜くため)
  4. 再びスイッチを「入(ON)」に上げます。

これで台所やお風呂に行き、リモコンの画面が点灯して時計などが表示されていれば、無事に復旧成功です!

3. 【例外】エコキュートのリモコンに「電池」が関係する2つのケース

「壁についているリモコンに電池はない」とお伝えしましたが、実はエコキュートの中にも「電池」が使われている例外的なケースが2つだけ存在します。念のため、あなたのご自宅がこれに当てはまらないか確認しておきましょう。

ケースA:持ち運びできる「ワイヤレス(無線)リモコン」を使っている

ダイキンの一部機種などでは、壁に固定しない「持ち運び可能なワイヤレスリモコン」が用意されています。お風呂のフチに置いておけるようなタイプですね。 この場合は配線がつながっていないため、当然リモコンの中に電池(乾電池)が入っています。 もしワイヤレスタイプを使っていて画面が消えたなら、裏側のカバーを開けて電池を新しいものに交換してみてください。大半はこれで直ります。

ケースB:「時計のバックアップ用電池」が寿命を迎えた場合

壁掛けタイプのリモコンやエコキュート本体の中には、停電が起きた時に「時刻設定」や「各種設定」がリセットされないように記憶しておくための「バックアップ用の内蔵電池(リチウム電池など)」が組み込まれています。パソコンの内部にあるボタン電池と同じ役割です。

このバックアップ電池の寿命はだいたい10年程度です。 この電池が切れたからといって「お湯が沸かなくなる」「画面が真っ暗になる」ということはありません。しかし、「停電のたびに時計がズレる」「時刻設定をやり直すようエラーが出る」といった症状が出始めます。 この電池は基板に直接ハンダ付けされていることが多く、素人が自分で交換することは非常に困難です(感電の危険もあります)。メーカーのサービスマンを呼んで交換してもらう必要があります。

4. リセットしてもダメなら…考えられる故障箇所と修理費用


ブレーカーをリセット(再起動)してもリモコンが真っ暗なままの場合、残念ながらどこかが物理的に故障している可能性が高いです。

① リモコン本体の故障(寿命・水没)

お風呂用のリモコンは防水仕様ですが、長年使っているとパッキンが劣化し、中に湿気や水が入ってショートしてしまうことがあります。この場合はリモコン本体の交換が必要です。

  • 修理費用の目安:約2万円〜4万円程度

② 配線の断線

リモコンから外のエコキュート本体までの配線が、壁の中や床下で断線しているケースです。ネズミなどの害獣にケーブルを噛み切られてしまう事例も意外と多く報告されています。

  • 修理費用の目安:約1万円〜3万円程度(配線の引き直し作業)

③ エコキュート本体(制御基板)の故障

屋外の本体にある「頭脳(コンピューター基板)」が壊れてしまい、リモコンに電気が送られなくなっている状態です。落雷や、長年の雨風による劣化などが原因です。

  • 修理費用の目安:約3万円〜6万円程度

5. 修理が来るまでお風呂には入れる?応急処置と注意点


「修理業者が来るまで数日かかるって言われた!お風呂はどうするの!?」 一番心配なのはそこですよね。

もし、リモコンは真っ暗でも「蛇口をひねってお湯が出る」のであれば、シャワーや蛇口からお湯を直接お風呂に貯めることで入浴は可能です。(タンクの中に昨晩沸かしたお湯が残っていれば使えます)。

ただし、絶対に注意してほしいことがあります!

リモコンが壊れていると、お湯の温度を調整する機能がうまく働かず、タンク内の熱湯(60度〜90度)がそのまま蛇口から出てくる危険性があります。 応急処置でお湯を使う時は、必ず以下のルールを守ってください。

  1. 必ず「水」から先に出すこと。
  2. 少しずつお湯側のレバーを回し、手でそっと温度を確かめながらちょうどいい温度に調整すること。
  3. 子供や高齢者だけでは絶対にお湯を出させないこと。

火傷(やけど)にはくれぐれも注意してください。もしお湯が一滴も出ない、または水しか出ない場合は、諦めて銭湯を利用するしかありません。

修理依頼はどこにするのが正解?

悪徳な修理業者に騙されないためには、以下の順番で連絡をするのが安全です。

  1. 家を建てたハウスメーカー、またはエコキュートを設置した業者 (保証期間内であれば無料で直る可能性があります)
  2. お使いのメーカー(パナソニック、三菱、日立など)の公式修理サポート
  3. 地元の信頼できる電気屋さんや水道局指定工事店

ネットで「格安即日修理!」と謳う業者の中には、不要な工事を勧めて高額請求をするケースもあるため、焦って選ばないよう注意しましょう。

6. エコキュートを10年以上使っているなら「買い替え」も視野に


もし、あなたのご自宅のエコキュートが
設置から10年〜15年近く経過しているのであれば、リモコンだけを修理するのは少し待った方が良いかもしれません。

エコキュート全体の寿命はだいたい10年〜15年です。 せっかく数万円かけてリモコンを直しても、来月にはお湯を沸かすタンクやヒートポンプ本体が壊れてしまい、結局本体ごと買い替える羽目になる……というのはよくある話です。また、古い機種はメーカーの部品保有期間が過ぎており、「直したくても部品がない」と言われることもあります。

10年以上お使いの場合は、修理業者を呼んだ際に「エコキュート全体の寿命はあとどれくらいか」「今、数万円かけて修理する価値はあるか」を率直に相談し、最新機種への交換(買い替え)も選択肢として検討しておくことを強くおすすめします。最新機種は省エネ性能が格段に上がっているため、毎月の電気代が安くなり、結果的にお得になるケースも多いですよ。

まとめ:落ち着いてブレーカーリセットを!「電池」は探さなくてOK


いかがでしたでしょうか。突然エコキュートのリモコンが真っ暗になると焦ってしまいますが、まずは以下のポイントを思い出してください。

  • 壁掛けリモコンに「電池」は入っていないので探さなくてOK!(ワイヤレスリモコンを除く)
  • まずは画面をタッチして「節電モード」でないか確認する。
  • 直らない場合は、エコキュート専用のブレーカーを一度切り、「1〜2分待ってから」入れ直す(リセットする)。
  • それでもダメなら故障の可能性大。メーカーや設置業者に修理を依頼する。
  • お湯が使える場合は、火傷に十分注意しながら蛇口からお湯を出す。
  • 10年以上使っているなら本体の買い替えも検討する。

この記事の手順(特にブレーカーのリセット)を試すだけで、意外とあっさり画面が復活することが多いです。まずは落ち着いて、一つずつ確認してみてください。無事に暖かいお風呂に入れるよう願っております!

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