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【緊急】エコキュートのリモコンが点滅!焦らず試すべきリセット手順とエラーの原因

「仕事から疲れて帰ってきて、さあお風呂に入ろう!」と思ったら、エコキュートのリモコンがチカチカと点滅している……。ボタンを押しても反応しないし、お湯も出ないかもしれない。

突然のことに「えっ、壊れた!?」「今日のお風呂はどうなるの!?」とパニックになってしまいますよね。数十万円する家電ですから、修理代への不安も頭をよぎるでしょう。

でも、まずは深呼吸して落ち着いてください。

リモコンの「点滅」は、必ずしも「完全に壊れてしまった(=もう寿命)」というわけではありません。スマホやパソコンがフリーズした時のように、一時的なエラーで点滅しているだけで、簡単なリセット操作であっさり直るケースも非常に多いのです。

この記事では、現在リモコンの点滅を目の前にして焦っている方に向けて、「今すぐ確認すべきこと」「自分でできる復旧(リセット)手順」「どうしても直らない場合の対処法」を、専門用語を極力使わずにわかりやすく解説します。

上から順番に読んで、一緒に解決していきましょう。

1. まずは「エラーコード」をメモしてください!

リモコンが点滅しているとき、一番やってはいけないのが「焦って適当にボタンを連打すること」や「いきなり電源をバツンと切ってしまうこと」です。

エコキュートのリモコンが点滅している時、画面のどこかに「アルファベットと数字の組み合わせ(例:H59、C03、Er01 など)」が表示されていませんか?

この文字列を「エラーコード」と呼びます。

点滅は、エコキュート本体が「今、自分の中でこういう異常が起きていますよ!」とあなたに知らせるためのSOSサインなのです。

【今すぐやること】

まずは、お手元にスマホを用意して点滅している画面の写真を撮るか、表示されているエラーコードをメモしてください。

もしリセットで直らずに業者を呼ぶことになった場合、このエラーコードを伝えるだけで「どこが故障しているか」がすぐに分かり、修理の部品手配や作業が劇的に早くなります。

2. 業者を呼ぶ前に!自分でできる「リセット(再起動)」手順

エラーコードのメモが終わったら、次に「リセット(再起動)」を試してみましょう。

一時的なコンピューターの誤作動(システムバグ)や、ちょっとした通信エラーであれば、これだけで点滅が消えて元通り使えるようになります。

リセットには「リモコンでのリセット」と「ブレーカーでのリセット」の2種類があります。

① リモコン本体でのエラー解除(リセット)

メーカーによって操作は少し異なりますが、一番簡単な方法です。

  • パナソニック・三菱・ダイキンなどの場合
  • 「決定」ボタンや「確定」ボタンを、3秒〜5秒ほど長押ししてみてください。ピッと音が鳴り、エラー表示が消えればリセット成功です。
  • 日立・コロナなどの場合
  • 「メニュー」ボタンと「決定」ボタンを同時に長押しする、または「戻る」ボタンを押すことで解除される機種があります。

長押ししても点滅が消えない、あるいは一度消えたのにすぐまた点滅し始める場合は、次の「ブレーカーのリセット」に進んでください。

② エコキュート専用ブレーカーでのリセット(強力な再起動)

スマホを完全に再起動するのと同じように、エコキュート本体の電源を一度根元から落として、コンピューターをリフレッシュさせます。この方法が一番復旧率が高いです。

  1. エコキュート専用のブレーカーを探す
  2. お家の中にあるブレーカーボックス(分電盤)を開け、「エコキュート」「温水器」「200V」などと書かれたスイッチを探します。(※屋外のタンクの横に小さなブレーカーボックスが設置されている家もあります)
  3. スイッチを「切(OFF)」にする
  4. 専用ブレーカーのスイッチをパチンと下げます。これでエコキュートへの電気が完全に止まります。
  5. 【重要】そのまま1〜2分ほど待つ
  6. すぐに電源を入れると内部の電気が抜けきりません。焦る気持ちを抑えて、1〜2分ほど放置して完全に放電させます。
  7. スイッチを「入(ON)」に戻す
  8. スイッチを再び上にあげます。
  9. リモコンを確認する
  10. 台所やお風呂のリモコンが通常の時計表示などに戻り、点滅が消えていれば復旧完了です!

※リセット後、お湯が出るか、お湯はりができるかを確認してください。

3. リセットしてもダメなら…エラーの原因を目視でチェック

「ブレーカーを落として再起動しても、すぐにまた点滅が始まってしまう…」

この場合は、一時的なバグではなく「物理的な故障や異常」が起きている証拠です。

業者に電話をする前に、以下の状況に当てはまらないか確認してみてください。

  • 冬の寒い日や雪の日ではありませんか?(凍結エラー)
  • 外気温が氷点下になるような日や大雪の日は、外の配管が凍結してお湯が通れなくなり、エラーが点滅します。この場合、故障ではありません。昼間になって気温が上がり、自然に氷が溶けるのを待つのが一番の解決策です。熱湯をかけると配管が破裂するので絶対にやめてください。
  • 台風や大雨の直後ではありませんか?(漏電・浸水エラー)
  • 大雨で室外機やタンクの内部に水が入り込み、漏電を防ぐために安全装置が働いて点滅することがあります。水が乾けば直ることもありますが、内部がショートしている場合は修理が必要です。
  • 外のタンク周辺が水浸しになっていませんか?(水漏れエラー)
  • 外にある大きなタンクの周りや、室外機(ヒートポンプ)の下から、水がジャージャーと漏れていませんか?配管の破損やパッキンの劣化による水漏れを検知して停止している状態です。すぐに止水栓(水道の元栓)を閉め、業者を呼んでください。

4. 各メーカーの代表的な「エラーコード」の意味

メモしたエラーコードをインターネットで「(メーカー名) エラーコード (文字列)」と検索すると、具体的な原因が分かります。参考までに、代表的なメーカーの傾向をお伝えします。

  • パナソニック(Panasonic):【H】や【F】から始まる
  • Hはポンプや配管の異常(比較的軽傷〜中度)、Fは基板やセンサーの異常(重度の故障の可能性大)であることが多いです。
  • 三菱電機(MITSUBISHI):【C】や【P】から始まる
  • Cは通信エラーやセンサー異常、Pは給湯トラブル(タンクのお湯切れや配管詰まり)を指すことが多いです。
  • ダイキン(DAIKIN):【H】や【J】、【U】など
  • U54などは「お湯切れ」など使用上の問題、HやJから始まるものはコンプレッサーやセンサーなどの機械的な故障を意味します。
  • 日立(HITACHI):【Er】から始まる
  • Er01などはセンサー異常、Er15などはヒートポンプの異常などを示します。
  • コロナ(CORONA):【E】や【H】から始まる
  • E14などは水漏れ検知、H16などは給水ポンプの異常などを表します。

※「お湯切れ(使いすぎ)」や「お風呂の栓の閉め忘れ」といった、故障ではないうっかりミスでも点滅してエラーを知らせる親切な機種もあります。

5. 修理費用の目安と、業者を呼ぶ際の注意点

リセットをしても直らず、凍結などの思い当たる節もない場合は、残念ながら部品の修理・交換が必要です。

① 今夜のお風呂はどうする?

タンクの中にお湯が残っていて、シャワーや蛇口からお湯が出るなら、「温度調整」に十分注意しながら(熱湯が出る可能性があるため水から先に出す)お湯を使って構いません。

お湯すら一滴も出ない、水しか出ない場合は、諦めて本日は銭湯や近くの温泉、スポーツジムのお風呂を利用しましょう。冬場に無理をして風邪を引いてしまっては元も子もありません。

② どこに修理を頼めばいい?

一番確実なのは、「エコキュートを設置してくれた業者(ハウスメーカーや工務店)」または「各メーカーの修理サポート窓口」です。保証期間内(通常1〜5年、延長保証で10年など)であれば、無料で修理してもらえる可能性があります。必ず保証書を確認しましょう。

ネットで「地域名 エコキュート 即日修理」と検索して出てくる格安業者の中には、不要な工事を追加して高額請求をする悪徳業者も混ざっているため、焦って見ず知らずの業者に依頼するのは危険です。

③ 修理費用の相場

  • 簡単なセンサー交換、配管修理:1.5万円 〜 3万円
  • 基板(コンピューター)の交換:3万円 〜 6万円
  • ヒートポンプ(心臓部)の修理:7万円 〜 15万円以上

④ 「設置から10年」を超えているなら買い替えの検討を!

エコキュートの寿命(耐用年数)は、一般的に約10年〜15年です。

もし現在お使いのエコキュートが10年以上経っている場合、数万円かけて一部の部品を修理しても、数ヶ月後に別の部品が壊れる「イタチごっこ」になる確率が非常に高いです。

また、古い機種はメーカーの「部品保有期間(通常10年)」が過ぎており、「直したくても部品がないため修理不可」と言われることもあります。

10年選手で大きなエラーが出た場合は、思い切って最新の省エネ機種への「本体交換」を前提に業者に相談することをおすすめします。最新機種は電気代が安くなるため、長い目で見ればランニングコストでお得になるケースが多いからです。

まとめ:落ち着いて「メモ」と「リセット」を!

突然の点滅には驚いてしまいますが、まずは落ち着いて以下のステップを踏んでください。

  1. 表示されている「エラーコード」を必ずメモ(撮影)する
  2. リモコンの決定ボタン長押し、または「専用ブレーカーの再起動」を試す
  3. ブレーカーは切ってから「1〜2分待って」から入れること
  4. 直らなければ、水漏れや凍結がないか確認する
  5. それでもダメなら、焦らずメーカーや設置業者へ修理依頼の電話をする

点滅は「エコキュートからのSOS」。まずはブレーカーリセットで様子を見て、それでも直らない時はプロの手を借りましょう。一日も早く暖かいお風呂に入れるよう、この記事が参考になれば幸いです。

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