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エコキュートで電気代が高くなるケースとお得に使う方法をご紹介

エコキュートにしたのに電気代が上がってる?

 

電気代を抑えることを目的にエコキュートを設置するご家庭が増えています。

 

しかし中には「むしろ電気代が上がった」という声があるのも事実です。

 

この記事ではエコキュートの電気代が高くなってしまう原因と、電気代をもっと節約するための使い方をまとめているので、気になる方はぜひ最後までチェックしてみてください。

 

 

エコキュートなのに電気代が高くなるケース

 

エコキュートを設置したのに電気代が上がってしまったときは、使い方を変えてみましょう。

 

実は使い方によっては電気をムダに消費してしまうケースがあります。

 

ここでは電気代が高くなりがちな具体例を3つまとめているので、あてはまっていないかチェックしてみてください。

 

 

夜間以外に大量の電気を使用している

 

電気代が割高に設定されている日中に電気使用量が多くなると、電気代が高くなってしまいます。

 

なぜならエコキュート向けの電気料金プランは「昼間の電気料金が割高になる分、夜間の電気料金が割安になる」からです。

 

そのため電気料金が高めに設定されている時間帯に家電の使用量が多くなると、電気代の節約効果を感じられなくなります。

 

 

昼間に沸き増しをしている

 

エコキュートで夜間に沸かしたお湯を使い切ってしまい、日中にお湯を沸かさなければならない状況になると電気代が高くなってしまいます。

 

なぜならエコキュートで電気代を節約できる理由が「電気料金が安くなる夜間にお湯を沸かす」からです。

 

夜間に沸かしておいたお湯で1日分をまかなうことができれば、電気代を安く抑えることができます。

 

 

ピークカット機能を使っていない

 

エコキュートの設定を「おまかせモード」にしていると、昼間に自動でお湯を沸かしてしまうことがあります。

 

それを防ぐためには、電気料金が高い時間帯にお湯を沸かさないようにする『ピークカット機能』を使うのが有効です。

 

機種によって異なりますが、好きな時間帯(1時間単位)に沸き増し機能を停止できるものが大半なので、電力単価が高い時間帯にピークカット機能を有効にして電気代を節約しましょう.

 

 

エコキュートの電気代を抑えるためのコツ

電気代を抑えるためのコツ

 

「電気代が高くなるケースにはあてはまらないけど、もっとお得に使いたい」

 

そんな方のためにエコキュートの稼働にかかる電気代をより安く抑えるコツをご紹介します。

 

具体例を4つまとめているので、ぜひ今後の生活に活かしてください。

 

 

電気料金プランとエコキュートの夜間時間を合わせる

 

エコキュートの夜間時間の設定は、契約している電気の料金プラン(夜間料金の時間帯)に合わせて設定すると節約につながります。

 

「電力単価が安くなる時間帯」と「エコキュートの夜間時間の設定」に差が出てしまうと、電気料金が割高なタイミングで沸き増しをしてしまう可能性があるからです。

 

定期的に契約している電気料金プランを見直して、1番お得にお湯を沸かせるようにしておきましょう。

 

 

日中の湯切れ防止機能を停止する

 

エコキュートに搭載されている「湯切れ防止」の機能をストップすると、昼間にお湯を沸かさなくなるため、電気代が安く抑えることができます。

 

メーカー名 湯切れ防止機能の名称
パナソニック 湯切れ沸き増し
三菱電機 湯切れ防止わき増し
日立 湯切れ防止
東芝 湯切れ防止制御
ダイキン

名称なし

※「おまかせ運転」時に自動で沸き増しを行う

コロナ

名称なし

※「おまかせ省エネ/おまかせモード」時に自動で沸き増しを行う

 

機種やメーカーによっては「湯切れ防止」用の機能が停止できない場合や、そもそも搭載されていない場合もあるので、詳細は各メーカーの取扱説明書やホームページをチェックしてください。

 

ちなみに「湯切れ防止」機能を停止すると、お湯が切れたときに自分で沸き増しの操作をしないといけないので注意しましょう。

 

 

自動保温や追い焚き機能を使わない

 

エコキュートには自動保温機能や追い焚き機能がついていますが、実は「高温足し湯」をした方が電気代を節約できます。

 

「追い炊き/自動保温」の場合は貯湯タンク内のお湯の熱を使ってお風呂のお湯を温めなおしているので、温度が下がってしまったタンク内のお湯を温めなおすために電力が必要になります。

 

対して「高温足し湯」は貯湯タンク内の熱いお湯をそのまま浴槽に足すので、貯湯タンク内の温度を上げる必要がなく余計な電力を使う必要はありません。

 

 

長期間不在にするときは休止モードにする

 

旅行などで数日間~長期間留守にするときは、エコキュートを「休止モード」に設定して出かけましょう。

 

「休止モード」に設定せずに家を空けてしまった場合、家に誰もいなくても稼働するのでその分電気代がかかります。

 

電力をムダ遣いをしないように、数日間~長期間家を留守にするときは、忘れずに「休止モード」に設定してください。

 

 

まとめ

エコキュートで電気代が高くなるケース
  • 夜間以外にに大量の電気を使用している
  • 昼間に沸き増しをしている
  • ピークカット機能を使っていない
エコキュートの電気代をより抑えるためのコツ
  • 電気料金プランとエコキュートの夜間時間を合わせる
  • 湯切れ防止機能を停止する
  • 自動保温や追い焚き機能を使わない
  • 一定期間留守にするときは休止モードにする

 

この記事ではエコキュートを使っていても電気代が高くなってしまうケースと、よりお得に使うためのコツをご紹介しました。

 

すでにエコキュートを設置済みの方はもちろん、設置の検討中の方もぜひ知っておいていただきたい情報です。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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