エコキュートのフルオートとセミオートの違いは?給湯専用・多機能型も解説
「エコキュートにはいろんなタイプがあるけど、何が違うのかわからない」
エコキュートは機能の多さによって、いろんなタイプに分かれていています。
なかでもとくに違いがわかりづらいのが「フルオートとセミオート」ではないでしょうか。
この記事ではエコキュートのタイプ別の違い・どんなご家庭にフルオート・セミオートが向いているか、設置済の機種がどちらのタイプかを見分ける方法についてをご紹介します。
エコキュートのフルオート・セミオートの違い

記事の冒頭で、エコキュートにはいろいろなタイプ(フルオート・セミオート・給湯専用・多機能型)があるとお伝えしました。
しかし上記4つのタイプの中でも、大半のご家庭に設置されているのはフルオート(次いでセミオート)です。
フルオートとセミオートはどちらも名称に「オート」とついているため似たような印象を受けるかもしれませんが、機能に違いがあります。
ここからはエコキュートのフルオート・セミオートの違いと、その他のタイプ(給湯専用・多機能型)についてカンタンにご紹介するので、参考にしてみてください。
フルオート型のエコキュートの特徴
- 各メーカーの主力商品(ラインナップの7・8割を占める)
- お湯張りから追い炊き・保温・自動たし湯などを全て自動でコントロールできるタイプ
- 他のエコキュート(多機能型以外)と比較すると価格は高め
- ぬるくなった浴槽のお湯を循環器で温めなおすので、追加でお湯を沸かす必要がない
フルオートタイプのエコキュートのおもな特徴は、上記のとおりです。
フルオートという名前の通り、お風呂に関することは全て自動でコントロールしてくれます。
現在エコキュートを設置しているご家庭で1番使われているのはフルオートタイプなので、各メーカーもこの機種を多くラインナップしています。
セミオート型のエコキュートの特徴
- 各メーカーの2番手の商品
- お湯はりは自動でできるが、追い焚きや保温はできないタイプ
- フルオートのエコキュートと比べると価格は安い
- 追い焚きができないため、お湯がぬるくなったら足し湯が必要になる
セミオートタイプのエコキュートのおもな特徴は、上記のとおりです。
メーカーによっては「オート」や「エコオート」と呼ぶ場合もあります。
フルオートとの大きな違いは追い焚きや自動保温ができない点で、お湯が冷めてしまったら手動で足す湯をする必要があります。
エコキュートの全機種の中では、フルオートに次いで人気が高いのがセミオートです。
フルオート・セミオート以外のエコキュート
給湯専用
- 湯張り機能を手動で操作(開始時と終了時に蛇口を開閉)するタイプ
- 他のエコキュートと比べると価格は安い
- 追い焚き・保温・自動足し湯などの機能はついていない
- 最近は給湯専用型を設置するご家庭は減少傾向にある
- 主流派ではないため、ラインナップが少ない場合が多い
多機能型
- フルオートの機能にプラスして、床暖房や浴室暖房の機能がついたタイプ
- 他のエコキュートと比較して価格が高い
- エコキュートと床暖房を別々に購入するよりも費用は抑えられる
- 高気密高断熱の次世代住宅でないと機能を活かせないため、そもそも設置できる住宅が限られている
エコキュートの主流タイプであるフルオート・セミオートの他にも、給湯専用や多機能型の商品も存在します。
給湯専用と多機能型のエコキュートの主な特徴は、上の表に記載しているとおりです。
給湯専用も多機能型も設置するご家庭が比較的少ないため、各メーカーも数多くラインナップはしていません。
エコキュートのフルオートとセミオートはこんなご家庭に向いている

ここまでエコキュートのタイプ別の特徴についてご紹介しました。
しかしエコキュートを購入される方は、ほとんどの場合フルオートかセミオートを選んでいるのが現状です。
ここからはエコキュートの主流商品である2つのタイプについて、それぞれどんなご家庭に合っているかを具体的にご紹介します。
フルオートが向いているご家庭の例
- お風呂はすべて自動で管理したい
(手動での操作はしたくない)
- 導入コストが多少高くなってもいい
(本体価格が数万程度高くても問題ない)
- 家族の入浴時間がバラバラな日が多い
(追い焚きをする機会が多い)
フルオートのエコキュートの設置が向いているご家庭の例は、上記のとおりです。
フルオートは追い焚きや自動保温ができるのが魅力なので、家族の入浴時間がバラバラなご家庭だとメリットをより強く感じられるでしょう。
共働きで家事に時間や手間をかけたくない、子育てに手いっぱいでお風呂の操作をする暇がないというご家庭なら、フルオートを選ぶことをおすすめします。
セミオートが向いているご家庭の例
- お風呂の管理は基本的に自動で管理したいが、あまりこだわりはない
(一部手動でも問題ない)
- 導入コストは安い方が良い
(本体価格が数万でも安い方を優先したい) - 家族の入浴時間が比較的同じ
(足し湯をする回数が少なくて済む)
セミオートのエコキュートの設置が向いているご家庭の例は、上記のとおりです。
追い焚きや自動保温機能はありませんが、給湯は自動でできますし、お湯がぬるくなったら自分で足し湯をすれば問題ありません。
とはいえ何度も足し湯をすると、その分電気代や水道代がかかってしまうので、家族の入浴時間が大体同じ時間帯に固まっているご家庭の方が設置に向いています。
設置しているエコキュートがフルオートかセミオートか見分けるコツ

- 追い焚き機能があるかチェックする
- エコキュートの型番をネットで検索する
- お風呂の配管の数を確認する
フルオートタイプとセミオートタイプのエコキュートを見分ける方法は、上記のとおりです。
既にエコキュートを設置済みの方で、ご自宅のエコキュートがどちらのタイプかかわからなくなってしまった方もいらっしゃるかもしれません。
ここからはご家庭のエコキュートがどちらのタイプか見分ける方法についてご紹介します。
追い焚き機能があるかチェックする
フルオートのエコキュートには追い焚き機能がついており、セミオートには追い焚き機能がついていません。
つまりご家庭のエコキュートに「追い焚き」機能がついているならフルオート、ついていないならセミオートということになります。
エコキュートの型番をネットで検索する
より確実にエコキュートのタイプを調べたい場合は、型番をネットで検索しましょう。
正しく入力して検索すれば該当の機種が出てくるはずなので、機種の説明ページにアクセスして機能を確認してください。
お風呂の配管の数を確認する
なかなか見る機会はないかもしれませんが、エコキュートからお風呂に繋がっている配管の数でもどちらのタイプかを見分けられます。
フルオートは配管が2本、セミオートは配管が1本繋がっているので、配管を確認すればどちらのタイプか判別できるでしょう。
まとめ
この記事ではエコキュートのタイプ別の違い・どんなご家庭にフルオート・セミオートが向いているか、設置済の機種がどちらのタイプかを見分ける方法についてを解説しました。
同じくオートと名がつく2タイプですが、機能(できること)の幅が違うのがお分かりいただけたのではないでしょうか。
どちらを購入しようか迷っている方は、利便性と導入コストのどちらを優先したいかを考えて、ご家庭に合う機種を選んでください。
とくにこだわりがなければ、現在主流となっているフルオートタイプのエコキュートを選んでおけば間違いないでしょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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