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エコワンとエコキュートの違いは?それぞれが向いているご家庭の例も紹介

「エコワンとエコキュートってどちらも給湯器みたいだけど、何が違うのだろう」

 

給湯器の新規設置・買い替えをご検討中の方は、ネットで検索しているうちにエコ〇〇と名前が付く給湯器をたくさんご覧になっているかもしれません。

 

なかでもエコワン(ハイブリッド給湯システム)は2021年時点で1番新しい給湯器なので、どのような給湯器なのかご存じない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

この記事ではエコワンの概要とエコワン・エコキュートのおもな違い、それぞれどんなご家庭への設置が向いているかをご紹介します。

 

 

エコワン(ハイブリッド給湯システム)とは?概要をカンタンに解説

 

「エコワン」とは、リンナイが販売するハイブリッド給湯システムの商品名のことです。

 

リンナイ以外のメーカー(ノーリツ)では、エコワンという呼称は使わずに「ハイブリッド給湯システム」と呼ばれています。

 

ハイブリッド給湯システムは今ある給湯器の中でも1番新しいもの(2021年時点)で、従来の給湯器の良い部分を掛け合わせて作られているのが特徴です。

 

ここからはエコワン(ハイブリッド給湯システム)について、カンタンに要点をご紹介するのでどんな製品か気になる方はチェックしてみてください。

 

 

エコキュート+エコジョーズ=エコワン

 

エコワン(ハイブリッド給湯システム)は、高効率のガス給湯器(エコジョーズ)と省エネ性の高い電気給湯器(エコキュートのヒートポンプ)を掛け合わせた給湯器です。

 

電気を用いたヒートポンプ技術で沸かしたお湯をタンクに貯めておく機能と、ガスを使って瞬時にお湯を沸かす機能を併せ持っています。

 

従来の電気給湯器よりも低い温度(40~50℃)のお湯を貯めておき、使用する際にガスで加熱する仕組みで給湯するのが特徴と言えるでしょう。

 

 

ダブルハイブリッドとシングルハイブリッドの2種類が展開されている

  ダブルハイブリッド

シングルハイブリッド

給湯システムの動力 電気+ガス 電気+ガス
床暖房システムの動力 電気+ガス 電気またはガスのいずれか

 

エコワン(ハイブリッド給湯システム)では給湯と床暖房に使うお湯をまとめて作ることが可能です。

機種によっては給湯のみの場合もあり

 

給湯システムは電気+ガスのハイブリッド運転ですが、床暖房システムについては「ハイブリッド運転の場合」と「電気もしくはガスどちらかのみで運転する場合」に分かれています。

 

そこで給湯・床暖房ともハイブリッド運転できる機種は【ダブルハイブリッド】と呼び、床暖房のみ1つの動力で運転する機種は【シングルハイブリッド】と呼んで区別しています。

 

 

エコワンとエコキュートの違い

 

  エコワン エコキュート

発売開始

2010年(リンナイ)

2001年(コロナ)

熱源

電気+ガス

電気

耐用年数の目安

約10年

約10年

おもなタンク容量

50L・100L・160L

370L・460L・550L

本体価格の相場(※1)

約33.8~63.6万円

約15.7~50.8万円

標準工事費の目安(※2)

約15~20万円

約10~16万円

仕様の有無

寒冷地仕様:あり

塩害地仕様:あり

井戸水仕様:なし(使用した場合メンテナンス時期が早まる可能性あり)

寒冷地仕様:あり

塩害地仕様:あり

井戸水仕様:なし(水質基準を満たせば使用可能)

主要メーカー

  • リンナイ
  • ノーリツ
  • パナソニック
  • 三菱電機
  • 日立
  • 東芝
  • ダイキン
  • コロナ

※1:本体価格の目安は価格.comで2021年10月に確認したもの。

※2:ご家庭の状況により追加の工事費が発生する場合あり。

 

上の表はエコワンとエコキュートのおもな違いを各項目ごとにまとめたものです。

 

とくに違いが出ているのはタンク容量の違いと、主要メーカーの数ではないでしょうか。

 

エコワンのタンク容量が少ないのは、ガスで瞬時にお湯が沸かせるため貯湯しておく必要がないためです。

 

またエコジョーズを販売しているメーカー(リンナイ・ノーリツ)がエコワンを開発・販売しているのも特徴的と言えるでしょう。

 

 

エコワンがエコキュートよりも優れているところ

  • 給湯光熱費の節約につながる
  • お湯切れの心配がない
  • アプリで遠隔操作ができる

 

エコワンがエコキュートよりも優れている点は、上記3つです。

 

ここからはそれぞれのポイントについて、くわしくご紹介します。

 

 

光熱費について

 

エコワンの一般的な年間エネルギー消費量は、ガスはエコジョーズより約85%少なく、電気はエコキュートよりも約45%少ないと言われています。

(参照:ECO ONE(エコワン) ガスと電気のハイブリッド給湯・暖房システム – リンナイ (rinnai.jp)

 

ただし実際の光熱費はガスと電気の使用比率がわからないと計算できないため、単純にエコキュートの光熱費と比較シミュレーションすることはできません。

 

とはいえ従来のガス給湯器と比べると、大幅に給湯光熱費を下げることができます。

料金シミュレーションはこちら>>ECO ONE(エコワン) 光熱費シミュレーション – リンナイ (rinnai.jp)

 

 

お湯切れについて

 

エコキュートは夜間に沸かしたお湯を貯めておくためタンク容量が大きい(370L・460L・550L)のに比べ、エコワンは半分以下の容量(50L・100L・160L)しかありません。

 

エコワンのタンク容量が小さい理由は、貯めているお湯がなくなったとしてもガスを使って瞬時に給湯ができるからです。

 

つまりエコキュートと異なり、夜間に貯めておいたお湯を使い切ってしまう状態(お湯切れ)になることがないため、お湯をたくさん使うご家庭では重宝されるでしょう。

 

アプリでの遠隔操作について

 

エコワンはリモコンでの操作だけでなく、スマートフォンのアプリからも操作が可能です。

 

アプリからの操作ができることで、帰宅中にお湯はりをして帰宅後すぐに入浴したり、ソファに横になりながらお湯はりや床暖房の操作をすることもできます。

 

 

エコワンがエコキュートよりもイマイチなところ

  • 初期費用が比較的高い
  • 家庭状況によって節約効果が薄くなる

 

エコワンがエコキュートよりも劣っていると考えられる点は、上記2つです。

 

ここからはそれぞれのポイントについて、くわしくご紹介します。

 

 

初期費用について

 

エコワンは2021年時点で1番新しい給湯システムであり、エコジョーズとヒートポンプを掛け合わせたハイブリッド給湯器です。

 

まだ発売されてからの歴史も浅く、本体価格は他の温水器よりも高い水準になっています。

 

 

家庭状況による節約効果の変動について

 

エコワンはガスと電気をバランスよく使うことで、給湯光熱費を安く抑えることができます。

 

ただしもともと都市ガスでガス代が安いご家庭や、1~2人暮らしなどでお湯の使用量が少ないご家庭ではあまり恩恵を受けられないかもしれません。

 

上記のようなご家庭の場合は、エコワンよりもエコキュートの方が節約効果は高くなるでしょう。

 

<関連記事>

エコキュートを使うと電気代(給湯光熱費)は安くなる?シミュレーションした結果

 

 

エコワンとエコキュートはどんなご家庭に向いている?

エコワンが向いているご家庭の例 エコキュートが向いているご家庭の例
  • お湯の使用量が多い(大家族など)
  • 新しい技術(アプリ連携)に興味がある
  • プロパンガスの料金が高くて困っている
  • お湯の使用量は比較的少ない
  • できるだけ導入コストを抑えたい
  • 電気給湯器に切り替えて光熱費を抑えたい

 

前の章でエコワンとエコキュートの違いと、エコワンがエコキュートと比べて優れている点・イマイチな点についてお伝えしました。

 

それらを総合してエコワンの設置が向いているご家庭と、エコキュートの設置が向いているご家庭の例を示したものが上の表です。

 

とくに注目していただきたいのは「お湯の使用量」で、エコワンはお湯切れの心配がないことからお湯の使用量が多いご家庭の方がメリットを感じることができるでしょう。

 

一方エコキュートはお湯切れの心配がありますが、370L・460L・550Lの貯湯タンクのお湯で1日分のお湯を賄えるのであればまったく問題はありません。

 

どちらの給湯システムがご家庭に合っているか、しっかり情報を集めて導入を検討してみてください。

 

 

まとめ

 

この記事ではエコワンの概要とエコワン・エコキュートのおもな違い、それぞれどんなご家庭への設置が向いているかをご紹介しました。

 

エコワンは電気とガスを掛け合わせたハイブリッド給湯器で、エコキュートの弱点の1つである「お湯切れ」の心配がないのが特徴です。

 

エコキュートはお湯切れの心配があるといっても貯湯タンク(370L・460L・550L)に貯めてあるお湯を使い切らなければ問題はなく、従来のガス給湯器などと比べてランニングコストを抑えられます。

 

両者の違いはこの記事でご紹介したもの以外にもありますので、給湯器をお探しの方はぜひメーカー公式サイトなどで商品情報をチェックしてみてください。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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